2024年 よい年でありますように
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あけましておめでとうございます。
今年も皆さまの健康に携わらせていただきますので、
些細なことでもお気軽にご相談ください。
年末年始は、お酒を飲む機会が多いかと思います。
今回はすい臓(膵臓)のお話です。
膵臓(パンクレアス)の語源は、「パン(すべて)クレアス(肉の塊)」というギリシャ語を、蘭方医の宇田川玄真が、「膵:月(肉)+萃(すべて)」という漢字に当てました。
すい臓は胃の裏側・背骨の前側に位置し、十二指腸・小腸・大腸・肝臓・胆嚢・脾臓等に囲まれた、バナナのような形をしています。
臓器の中でも深部にあり、長さ15~20cm、幅5cm、厚さは頭部で3~3.5cm、尾部で1cmある、重さ120gほどの左右に細長い臓器です。
すい臓の働き
①消化に必要な「すい液」という消化液(2~3ℓ)を十二指腸に分泌します。
これは「外分泌機能」といい、アルカリ性の重炭酸塩が十二指腸内で胃酸を中和して消化を助けます。
すい液の分泌はホルモンや神経系が調節しています。
②血糖値を下げるホルモン(インスリン)、血糖値を上げるホルモン(グルカゴン)を産生して血液中に分泌し、血糖を調節します。
これを「内分泌機能」といい、いずれも人体にとって重要な作用です。
※実は、「痛み」として左の肋骨のすぐ下あたりや、左の肩甲骨付近から左の背中の肋骨の下あたりまで痛くなることが多い。他にも左の首や腕や脚が痛くなる場合があります。
健康の一年にしていきましょう(^^♪